イタリアのお土産話をしに友人の久内さんの工房へ行きました。
前々からオーダーしようと思っていたので、
旅行から戻ってきた勢いで注文してみました。
ご存じの方も多いと思いますが、
久内さんはフィレンツェのビスポーク靴の巨匠
ロベルトウゴリーニ氏の愛弟子。
エキゾチックレザーとイタリアらしい色気のあるフォルムが得意です。
久内さんとは神戸ブランメル倶楽部で知り合ったのですが、
物腰もやわらかく、温厚な方。
靴の悩み相談にも真剣に乗ってくれます。
最初に久内さんの靴を見たときに、いつか作ろうと決めていたのですが、
工房にお邪魔して、お話するうちに
「やっぱりこの人にお願いしたい」と確信しました。
その理由はきっと久内さんの人柄にあります。
ワイルドな外見からは想像つかないほど
温かでどこかアットホームな雰囲気はイタリア人を彷彿とさせます。
工房にお邪魔するといつもイタリアの興味深いお話を聞かせてくれます。
私もイタリアが大好きなので、先日の旅行前にも
久内さんからたくさんの有益な情報をいただきました。
仲良くして頂くようになったときから、
すでにビスポークは始まっていたのですね。
さすがに20万を超える買い物ですから
気心知れた方に頼みたいですよね。
いよいよ採寸。私の足は体の割に小さいのですが、
普通の人よりゴルフで言うドッグレッグしている為、
その分幅が大きくなってしまう様です。
しかも、親指の付け根の甲の部分が普通より高いようで、
イタリア靴独特のつま先から甲にかけて、
急激にせり上がる美しい形状が実現するのか不安でしたが、
「大丈夫です」とのこと。足も大きくきれいに見えるようにして下さるようです。
そこはビスポークの醍醐味ですね。
さて。デザインをどうするか…。
今回はスリッポンで、ダチョウの足の革、スムースなカーフ、スエードの
3種類の革を使用する予定ですが、今から楽しみで仕方ありません。
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