時計屋さんでいつも見るだけ見て溜息を吐いているものがありました。
A. ランゲ&ゾーネの「サクソニア」です。お世話になっているkamine時計さんで
見せてもらうたびに「綺麗だなぁ、でも簡単には決心出来ないなぁ」と
思っていたものでした。
ところがつい先日そのkamineさんでランゲ&ゾーネのフェアがあるとの情報を聞き付け
「また見るだけも見たい」とのことで妻とお店へ。
気になっているモデルを伝え試着させてもらうことに。
やっぱり美しい。大きさと言い、極限まで磨き上げられたケースと言い。
そしてランゲと言えばやはりシースルーバックから見えるメカ。
ここで表現することすらおこがましいと思わせられる美しさです。
ここでランゲの特徴
・メカがサンドイッチパネル構造になっており歯車が外れにくく衝撃に強い
・テンプ受け部分には一つ一つ職人が彫りによる装飾を行い一つとして同じものはない
・なんと1度組み終わったものをバラして再度組み立てる(一度組んだくらいの精度では信用にならないというものづくりの思想!)
ここまでこだわっているわけです。
そしてさらに心を動かされたのは
ロレックス・オメガは年間生産数100万本
あのパテックフィリップが4万本
なんとランゲは年間5000本!
工場の規模もありますが、職人が1つ1つ装飾を施し、せっかく1度組んだものをバラし
再度組み立てる。美への追求とメカとしての精度の追求がこの数字に如実に出ている
ように感じました。
ますます欲しくなったところで妻が「いい加減買ったら?優柔不断でイライラするわ!」
こういうとき女性は強いですね。妻が背中を押して(突き飛ばして?)くれたおかげで
決心がつきました。
本当に一生ものの買い物です。
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